横浜市の野毛山動物園に行ってきました。

先日、横浜市西区にある野毛山動物園を訪れてきました。
私は神奈川県の出身ではないので初めてだったのですが
横浜市を中心に近郊で育った方にとっては小学校の遠足で訪れる場所だそうです。

もうすぐこどもの日だったので鯉のぼりが飾ってあると思ったのですが
よくみたら動物のぼりが飾ってありました。
特にレッサーパンダの後ろ姿が可愛らしく思わず写真を撮ってしまいました。
入園無料の市民に愛される動物園

野毛山動物園は公益財団法人横浜市緑の協会によって運営されている無料の動物園です。
入り口に事務所や売店はありますがチケット売り場やゲートはありません。

野毛山公園の中にあるため坂道が多いですが、しっかり整備されているので歩きにくいことはありませんでした。
小さな動物園なので歩いていると次々と動物たちと出会うことができます。

カメやワニなどの展示がされている爬虫類館ではガラス越しに間近で観察できました。
餌を食べたり歩き回っていたり、よく動く動物が多く子供達が興味深く観ていました。

一部の展示はガラスなどもなく見下ろすような形で観察できます。
ワニやカメもいろんな種類が近くに展示されていて比較しながら見ることができました。
鳥類の展示も多種多様

ダチョウやフラミンゴ、インド孔雀など大型の鳥や
コンドルやハヤブサやノスリなどの猛禽類
他にも可愛らしいルリゴシボタンインコなど様々な鳥たちが展示されていました。

中でも冠のような頭の毛が可愛いカグーという鳥は
日本で野毛山動物園しか展示されていないそうです。
ぬいぐるみを持っている子供たちもたくさん見かけました。
とにかく動物たちと距離が近い

鳥類だけではなく、クマやキリンなどの動物も多数展示されています。
野毛山動物園は最近多い檻のない展示はあまりなく檻越しですが
他の動物園に比べて動物との距離が近い気がします。

写真がうまく撮れなかったのですが、屋内にいたキリンの檻は
キリンの頭の位置に見る場所が設置されており
目の前で顔をしっかり見ることができます。

ライオンやトラは今は展示されていませんでしたが、
昨年の6月までは「野毛山の王子」と呼ばれた
インドライオンのオスが飼育されていたそうです。
トラも以前はメスのスマトラトラが飼育されていたようですが
絶滅の危惧があるため今は繁殖のために上野動物園に行っているそうです

しろくまも今は展示されていませんでしたが
かつて使われていた檻やプールが見たり入ったりすることができる
施設になっていました。
今回は午後ギリギリに行ってしまったため間に合いませんでしたが
モルモットなどの小動物と触れ合うエリアもありました。
まとめ

入園無料の動物園と聞いて初めは驚きましたが
園内は綺麗に整備されていて、施設も清潔です。
園内を歩いていると親子何代にもわたって来園していると思われる家族から
いろいろな思い出が語らるのが幾度となく聞こえてきました。
地元の皆様に愛されているから長く続いているんだと思いました。
公園の中にある動物園のなので、園内には植物も多様な種類が植えてあり
季節によって花や紅葉も楽しめます。
ちょっとした広場やベンチもあるし、カフェや売店もあるので
公園の中を散歩するような感覚で見て回ることができました。
動物園の近くには展望台もあって
そこからはみなとみらいが一望できるらしいので
今度は散歩がてらゆっくりときてみたいと思いました。
information
名称 | 横浜市立野毛山動物園 |
住所 | 神奈川県横浜市西区老松町63−10 |
TEL | 045-231-1307 |
開園時間 | 9:30~16:30(入園は16:00まで) |
休園日 | 毎週月曜日(祝日にあたる場合は翌日)、12月29日~1月1日 |
料金 | 無料 |
駐車場 | なし |
交通 | JR京浜東北線・横浜市営地下鉄「桜木町」駅下車徒歩15分 市営バス89系統「一本松小学校」行き「野毛山動物園前」下車すぐ |
ホームページ | 公式サイト |