阿吽で揃う珍しい狛犬。横須賀・叶神社へ

2026年の仕事始めを前に、横須賀にある「叶神社」へ初詣に行ってまいりました。
浦賀の渡し船が行き交う浦賀港を挟み、西と東にそれぞれ鎮座する由緒正しき神社です。

源頼朝公が源氏再興の願いをかけた場所と伝わり、「願いが叶う」という名に惹かれて足を運びました。

阿吽で揃う珍しい狛犬
穏やかさの中にも荘厳な雰囲気が漂うー西叶神社

最初に向かったのは西叶神社です。
2日のお昼過ぎについた時には、すでに参拝の方が階段から前の道路まで並んでいました。

特に案内などする人がいるわけではないのですが、みんな右側に静かに並んで順番を待っています。
縁結びと商売繁盛で知られる神社のためか、遠方から参拝に来ている方もいるようでした。

こちらの狛犬は左右どちらも口を開いた「阿(あ)」の形をしています。

歴史を生き続ける「頼朝のソテツ」ー東叶神社

西叶神社を参拝した後、東叶神社へ向かいました。

湾を挟んで向かい側にあるのですが、こちらはまた少し空気が変わり
歴史の重みをより強く感じる境内です。

鳥居の陰になってしまってよく見えないのですが、こちらの幟(のぼり)は大きくてとても立派です。

参拝のために登る階段の途中にある蘇轍(ソテツ)は、頼朝公が縁深い伊豆の地より移植奉納されたと伝えられているそうです。

「東叶神社」の狛犬は、どちらも口を閉じた「吽(うん)」の形をしています。

東西で「阿」と「吽」完成する狛犬

西叶神社の「阿」と、東叶神社の「吽」。
二つの社に分かれて鎮座し、両方を参拝して初めて一対となる、全国でも珍しい狛犬です。

物事の始まりと終わり、息を吐き出し、また吸い込むように、西から東へ巡ることで、ご縁が結ばれると伝えられています。

東西で対になっているのは狛犬だけじゃない 

叶神社で人気のお守りに勾玉(まがたま)があります。実はこのお守りも東西の叶神社を参拝することで完成します。
西叶神社で授かった「勾玉」のお守りを、東叶神社の「お守り袋」に納めることでお守りになるのです。

縁結びのお守りですが、西叶神社のホームページには『恋愛に限らず、人生豊かに過ごすための人との出会いの縁を結んでいただけます。』 と書いてあります。

勾玉もお守り袋もいろんな色があり、勾玉の色によって結ばれる縁(えん)が違うとおっしゃている方もいました。

まとめ

便宜的に西叶神社、東叶神社と書いていますが、正式にはどちらも叶神社という名称になるようです。

狛犬とお守り以外にも、両叶神社ともたくさんの魅力があります。お天気の良い日には、穏やかな浦賀の海を見ているだけでも気持ちが良いです。

歴史に想いをはせるのも良いと思います。
ご興味がある方はぜひ参拝されてみると良いと思います

information

西岸 叶神社
御祭神誉田別尊(応神天皇)
比売大神
息長帯比売命(神功皇后)
相殿天照大神、食保神、大己貴神、少名彦命、火産霊神、白山比売命
開基文覚上人
創建養和元年(1181年)
住所神奈川県横須賀市西浦賀1-1-13
TEL046-841-0179
駐車場無料
交通京急線浦賀駅から京浜急行バス
京急線久里浜駅から京浜急行バス
ホームページ公式サイト

information

東岸 叶神社
御祭神誉田別命(第15代 応神天皇)
相殿身代り弁天御神徳、耀真山永勝不動尊
開基文覚上人
創建養和元年(1181年)
元禄5年(1692年)の浦賀分村に伴い、西浦賀の叶神社から分霊
住所神奈川県横須賀市東浦賀2-21-25
TEL046-841-5300
駐車場無料
交通京急線浦賀駅から京浜急行バス
ホームページ公式サイト
おまけ

西叶神社の階段の一番上の柱には、可愛い狛犬がいました。
『人見知りの狛犬』として愛されているらしく、みなさん写真を撮っていました。

写真を撮り忘れてしまいましたが、こちらも対になっています。