逗子の潮風と気候に合う。この街で木と暮らすおすすめの庭木

「逗子はいいところですね」とよく言われます。山があって海があって、私も大好きな街です。
冬も比較的温暖で、霜柱が立つことも少ないですし、日常的に極端に強い風が吹き荒れるということもありません。

逗子のお庭は恵まれている面も多いですが、一方でこの土地ならではの「過酷」な環境もあります。

その一つが海が近い逗子特有の潮風。もう一つが山が近いからこその湿気です。
この二つとうまく付き合うのが、逗子で美しい庭を保つ秘訣です。

潮風に負けないおすすめの庭木

逗子の海岸沿いでも力強く育つ木々は、やはりこの土地の風土に合っています。
その中でも、逗子の気候に合い、なおかつ手入れが比較的簡単なものを選んでみました。

■トベラ(常緑低木〜小高木)

  • 特徴: 葉が厚く、表面にツヤがあるのが特徴です。この厚みが潮風から身を守っています。
  • 見ごろ: 4月〜5月頃に、控えめですが白く香りの良い花を咲かせます。秋には赤い実が割れて顔を出し、季節を感じさせてくれます。
  • サイズ: 放っておくと2〜3メートルになりますが、刈り込みに強いので、お庭に合わせてコンパクトに維持できます。

■シャリンバイ(常緑低木)

  • 特徴: 葉その名の通り、車輪のように枝が出る花木です。
  • 見ごろ: 5月頃に梅に似た白い花が咲き、秋にはブルーベリーのような黒紫色の実がなります。
  • サイズ: 成長がゆっくりで、1メートル前後の低い生垣や植込みに最適です。忙しい方でも形を保ちやすい、手のかからない優等生です。

■ハクサンボク(常緑低木〜中高木)

  • 特徴: 葉に光沢があり、一年中美しい緑を保ちます。花や実は極めて目立たず、主に「緑を楽しむ」ための木です。
  • サイズ: 本来は5〜6メートルほどに育つ木ですが、2メートル以下に剪定しておくと、ご家庭でも手入れがしやすく形もきれいにまとまります。

■コクチナシ(常緑低木)

  • 特徴: 葉が小さく、密に茂るため、足元の目隠しや縁取りに重宝します。普通のクチナシと違い、ほとんど花が咲かないタイプもあり、掃除の手間もかかりません。
  • サイズ: 50cm〜1m程度。成長が遅いので、こまめに手をかけることが難しい方にもおすすめです。地面に近い場所を緑で埋めたい時など重宝します。
逗子の湿気と「風通し」

逗子は地形的に、春から梅雨にかけてはかなりジメジメします。この湿気は、病害虫やカビ(うどんこ病など)を招く原因になってしまいます。

ここで大事なのが、「透かし剪定」です。
枝をただ短くするのではなく、重なり合った枝を整理して、木の内側まで風を通してやること。「木が深呼吸できる隙間」を作ってあげるイメージです。

もし、こまめな剪定が難しい場合は、枯葉や枯枝をまめに取ってあげるだけでも、風通しが良くなり病気の予防になります。

風が強い日の後には「真水シャワー」

台風や風が強い日の後は、できればホースで直接真水をかけて、葉っぱを洗い流してやってください。
塩が残っていると、葉が焼けて茶色くなってしまうなど、見た目が悪くなる原因になります。

面倒かもしれませんが、そのひと手間が、特に新芽などの輝きを守ります。

まとめ

こうした「透かし剪定」や潮風対策さえ知っていれば、逗子のお庭に植えられない木は、実はそれほど多くありません。

花の咲く木、実のなる木、海から吹き抜ける風にサラサラと葉をゆらす木。
ぜひ、お好きな庭木を植えて、四季の変化を楽しんでほしいと思います。

お庭に植える木に悩んだり、手入れに困った際には、
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